セプテーニHD、中間持株会社「セプテーニ・データ・ソリューションズ」を設立、DX支援に向け組織再編

株式会社セプテーニ・ホールディングスは、中間持株会社「株式会社セプテーニ・データ・ソリューションズ」を設立し、グループ内組織再編を行うことを決定した。2021年1月4日に設立の予定で、資本金は1億円。代表取締役CEOは武藤政之氏が務める。

セプテーニ・データ・ソリューションズは、デジタルマーケティング事業におけるデータ・ソリューション領域に係る会社となり、グループ起業である「トライコーン株式会社」「ミロゴス株式会社」「株式会社セプテーニ・オリジナル」「SEPTENI TECHNOLOGY CO., LTD.」の4社を統括する。これにより、DX支援を強力に推進する体制に再編するのが狙い。中間持株会社は傘下の4社と連携し、事業成長機会の創出や経営資源の合理化および連携強化を図る。

中間持株会社の新設に先立ち、現物分配によりミロゴスおよびセプテーニ・オリジナルをセプテーニHDの完全子会社とする。そのうえでトライコーン、ミロゴス、セプテーニ・オリジナルが実施する共同株式移転により、中間持株会社セプテーニ・データ・ソリューションズを新設する。セプテーニ・データ・ソリューションズの株式は、セプテーニHDが全株を保有する。

また株式会社セプテーニが現在保有するSEPTENI TECHNOLOGY CO., LTD.の全持分をセプテーニ・オリジナルへ譲渡。これによりセプテーニ傘下の2社を新会社の傘下に移し、4社を統括する形とする。なおセプテーニ・オリジナルおよびSEPTENI TECHNOLOGY CO., LTD.は、再編に合わせ商号を変更する予定だ。