電通デジタル、デジタルコマース領域支援の全社横断専門組織を発足

株式会社電通デジタルは、デジタルコマース領域において、全社横断による購買起点のマーケティング支援組織「ADVANCED COMMERCE Lab.™」を発足したことを発表した。社内100人規模の専門家が領域の垣根を超え、最先端かつ高水準の知見と運用力を掛け合わせることで、企業の事業成果の最大化に貢献していきたいとしている。

スマートフォンの普及や宅配サービスの拡充などでEC事業が急激に存在感を増し、この10年でマーケティング市場の規模は2倍以上に拡大した。また、広告や販促プロモーション、キャッシュレス決済など購買に関わるあらゆるシーンにおいてデジタル化が進み、生活者の購買体験は大きく変化。さらに昨今は、新型コロナウイルス感染症の影響も加わり、多くの企業が購買起点のマーケティング活動への変革を迫られている。

こういった状況を受け、今回同社は「Eコマース」と「店頭販促のデジタル化」を含むデジタルコマース領域において企業活動を統合的にサポートすることを目的とし、購買起点のマーケティング施策の企画・実行・検証、データを活用したソリューション開発・実装、UI/UXデザイン、メディアプランニング、クリエーティブ開発など、様々な専門部門を集結させ、クライアント企業のデジタルコマース活動をあらゆる分野でフルサポートする組織「ADVANCED COMMERCE Lab.™」を立ち上げた。

同組織では、「大規模ECモールにおける販促支援」「OMO型販促支援」「各種購買データを活用した広告費用対効果の検証と顧客インサイト分析」「D2C(直接販売)事業の立ち上げ~事業成果創出までのフルサポート」「先進テクノロジーを活用した新しい購買体験の開発」の5つの取り組みを展開し、クライアント企業の課題に対し、部分的ではなく統合的かつ先進的なソリューションを提供していく。