共同ピーアール、2020年2Q決算は減収減益 新型コロナで案件減少

共同ピーアール株式会社は、2020年12月期第2四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :23億2100万円(前年同期比 14.9%減)
営業利益   :2800万円( 同 88.6%減)
経常利益   :1900万円( 同 92.1%減)
四半期純利益 :マイナス7200万円(前年 2億0700万円)

リテイナーは、3月での契約終了や観光業等の顧客の解約があったことから、契約先数が前年同期比減となったが、外資系顧客獲得によりリテイナー売上高は前年同期比増だった。オプショナル&スポット案件の売上高については、イベント自粛や映画の公開延期等により、前年同期に比べ減少。ペイドパブリシティ案件の売上高においても、案件減少により収益は減少した。この結果、売上高は前年同期比14.9%減となった。
利益面では、株式会社アティカスが当期から連結対象会社になったことにより、給与手当、支払手数料、のれん
償却等の増加や地代家賃、支払手数料等の管理費が増加し、販売費および一般管理費が大幅増。結果として営業利益は2800万円に留まった。さらに投資有価証券評価損による特別損失7700万円も計上している。