株式会社ファンコミュニケーションズは、2020年12月期第2四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年6月30日)を発表した。

株式会社ファンコミュニケーションズは、2020年12月期第2四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :154億3600万円(前年同期比 13.3%減)
営業利益   :17億2300万円( 同 12.7%減)
経常利益   :18億6600万円( 同 6.3%減)
四半期純利益 :12億4300万円( 同 3.7%減)

第2四半期において事業開発を推進したが新型コロナの影響による一部広告主の予算削減、検索アルゴリズムの変更等の影響により売上高が減収。売上高固定費比率も上昇し減益となった。経常利益は投資事業組合運用益を計上したことで多少改善したが、最終的に親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期比3.7%減だった。
アフィリエイト広告サービス「A8.net」、スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp」等を提供するCPAソリューション事業は、seedAppはコロナ禍でスマホゲームのインストールが促進され増収となった一方、A8.netは減収で、事業売上高は116億7347万円(前年同四半期比7.5%減)、セグメント利益は21億1181万円(同3.6%減)だった。
スマートフォン向け運用型広告サービス「nend」等を提供するADコミュニケーション事業は、稼働広告主の減少や昨年12月に撤退したnex8の影響を受け減収となり、事業売上高は34億3809万円(同28.1%減)、セグメント利益は1億5162万円(同66.1%減)だった。