電通とJR東日本、「D&AD Awards 2020」でパートナーシップを表彰する特別賞を受賞

株式会社電通は、同社が関わったキャンペーンが、「D&AD Awards 2020」において特別賞「コラボラティブ・アワード/クリエイティブ・エージェンシーとクライアントのコラボレーション」を受賞したことを発表した。アジアでは初の受賞とのこと。
「D&AD Awards」は、1962年にイギリスで創設された「British Design & Art Direction」を前身とする非営利団体「D&AD」が主催する、デザインと広告のための国際賞。審査の厳しさに定評がある。2020年は、新型コロナウイルスの影響のため、授賞式は中止となり、オンラインで受賞作品が発表された。

特別賞「コラボラティブ・アワード/クリエイティブ・エージェンシーとクライアントのコラボレーション」は、3年以上の長期にわたり協業したクライアントとエージェンシーを対象に、継続的な高いクリエイティビティーを発揮した優れたパートナーシップを表彰するもの。クリエイティブ・エージェンシー、デザイン・エージェンシー、プロダクション・カンパニーの3部門があり、世界で各1組2社のみが受賞する。

電通は、2011年より東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)と実施している「行くぜ、東北。」キャンペーンにおいて受賞。10年にわたるパートナーシップにより、数々のクリエイティブワークを継続・進化させた成果が高く評価された。
電通CDC クリエーティブ・ディレクター/アート・ディレクターの八木義博氏は「これからJR東日本が目指す、すべての人が心豊かに生活できる地域社会づくりに、クリエイティビティーは必要不可欠です。クライアントとエージェンシーが力を合わせ、技術革新とデザインで新しい物語を創っていけたらと思います」とのコメントを寄せている。