メディカルネット、2020年決算は医療機関経営支援事業が好調で大幅な増収増益に

株式会社メディカルネットは、2020年5月期(2019年6月1日~2020年5月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高    :29億1700万円(前年同期比 30.5%増)
営業利益   :1億0600万円( 同  39.6%減)
経常利益   :1億0300万円( 同  43.1%減)
四半期純利益 :7900万円( 同  22.4%減)

基幹事業であるメディア・プラットフォーム事業においては、「気になる!美容整形・総合ランキング」が売上高は前年比21.7%減、「エステ・人気ランキング」が同8.7%減となるなど前年比で減少。また、歯科分野においても前年に引き続き、Googleのアルゴリズムの変動の影響があるなか、主力サイトの「矯正歯科ネット」の売上高が前年比0.1%増となったものの、「インプラントネット」の売上高は前年比5.0%減となり、事業売上高は8億0514万円(前年比6.4%減)、セグメント利益は5億3582万円(前年比4.4%減)となった。1
医療機関経営支援事業においては、運用型広告へのシフトが進んだことによる市場規模の拡大の影響を受け、リスティング広告運用代行サービスのクライアント数が増加。提供するサービスの多様化により売上高が増加。販売代理も売上高が増加し、事業売上高は20億6026万円(前年比57.7%増)、セグメント利益は817万円(前年は、セグメント損失986万円)と大幅な増収増益となった。