フジグループの広告事業会社クオラス、イベント中止などで大幅な減益に 2020年決算

株式会社フジ・メディア・ホールディングスは、2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)の業績を発表した。
そのうち株式会社クオラス(広告事業)は、Web広告やイベントから派生するグッズ販売などが好調で増収だった、テレビ広告等の減収や3月以降のイベント中止に伴う損失計上などにより、減益だった。

【クオラスの経営成績(2019年4月~2020年3月)】
売上高   :497億3700万円(前年同期比 2.2%増)
営業利益  :5億5300万円( 同 30.1%減)

なお、フジ・メディア・ホールディングスのメディア・コンテンツ事業全体の売上高は、前年同期比2.1%減収の5153億3400万円、セグメント利益は同18.0%減益の139億2400万円だった。

※参考:フジ・メディア・ホールディングス 連結経営成績
売上高   :6314億8200万円(前年同期比 5.6%減)
営業利益  :263億4100万円( 同 24.1%減)
経常利益  :348億5400万円( 同 17.0%減)
当期純利益 :413億0700万円( 同 74.8%増)