2017年9月の消費意欲指数、シルバーウィーク不調で過去最低に 博報堂生活総研

株式会社博報堂のシンクタンクである「博報堂生活総合研究所」は、「9月の消費予報」を発表した。
20~69歳の男女1,500名に、「来月の消費意欲」を点数化してもらったもので、その結果、9月の消費意欲指数は45.5点で、8月より4.2ポイント減少。9月としては過去最低値だった。今年のシルバーウィークは、3連休があるだけで連続した大型連休になっておらず、消費機会として恵まれていないことが要因と思われる。
季節消費への意欲を挙げる意見(16年9月98件→17年9月85件)、「欲しいものや出費の予定がある」という意見(16年9月140件→17件9月124件)が減少したほか、買いたいもの・利用したいサービスにおいては「旅行」「レジャー」が低下している。金銭的に厳しいというよりも、積極的に消費する理由が見つからず、意欲が高まらないと、同レポートでは考察している。