オールアバウト、2017年3月期決算は純利益2億3200万円の黒字

株式会社オールアバウトは、2017年3月期（2016年4月1日～2017年3月31日）の連結業績を発表した。

【連結経営成績（累計）】
売上高　　　：103億7200万円（前連結会計年度比　33.8％増）
営業利益　　：5億5600万円（　同　636.2％増）
経常利益　　：5億3800万円（　同　1483.0％増）
当期純利益　：2億3200万円（前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失1億2900万円）

マーケティングソリューションセグメントにおいては、O2Oアプリの受託開発売上について、大型案件が発生しなかったため前期実績を下回って推移。一方で、ネットワーク広告を中心に広告売上が堅調に推移し、同セグメントの売上高は32億2100万円（前連結会計年度比19.8％増）、セグメント利益は6億700万円（同97.5％増）となった。
コンシューマサービスセグメントでは、「サンプル百貨店」におけるサンプル商品の拡充と会員数の増加に注力し、主力の有償サンプリングサービス「ちょっプル」が堅調に推移したことに加え、TVCMの終了により広告宣伝費が減少した一方、携帯キャリアとの連携強化のためのシステム開発費用及びプロモーション実施のための販売促進費が増加した。
その結果、同セグメントの売上高は71億9100万円（前連結会計年度比41.0％増）、セグメント利益は2億5300万円（前連結会計年度はセグメント損失99百万円）となった。