電通、東京五輪セールスなどで堅調な増収増益 16年2Q決算

株式会社電通は、2016年12月期第2四半期(2016年1月1日~2016年6月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
収益    :3931億6700万円(前年同一期間 3739億4700万円)
営業利益  :586億5100万円( 同 438億2900万円)
税引前利益 :568億0800万円( 同 415億0000万円)
四半期純利益:390億5400万円( 同 285億0500万円)

国内事業は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のスポンサーシップ・セールス、国内グループ会社の貢献により、売上総利益は1824億6700万円(前年同一期間比8.4%増)と堅調に推移。海外事業も、売上総利益のオーガニック成長率が同6.0%増と、第1四半期の同4.5%増を上回った。
地域別では、ヨーロッパ・中東・アフリカ(EMEA)が同7.6%増、米州が同0.3%増、アジア太平洋(APAC)が同11.5%増となり、すべての地域でプラス成長を達成した。
この結果、当第2四半期連結累計期間の収益は3931億6700万円(前年同一期間比2.3%増)、営業利益は586億5100万円(同34.7%増)、親会社の所有者に帰属する調整後四半期利益は435億5900万円(同7.2%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は357億8500万円(同54.0%増)となった。
なお同社は、2015年12月期より決算日を、3月31日から12月31日に変更している。