朝日放送、売上原価増加で減益に 16年3Q決算
朝日放送株式会社は2月4日、2016年3月期第3四半期(2015年4月1日~2015年12月31日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :604億6200万円(前年同期比 0.2%減)
営業利益 :24億1700万円( 同 32.1%減)
経常利益 :27億4600万円( 同 26.2%減)
四半期純利益:17億0500万円( 同 15.4%減)
主力事業の放送事業は、テレビスポット収入が減収。ハウジング事業は、広告事業収入や不動産事業収入が増収。ゴルフ事業は、名義書換料の減少等により減収。以上の結果、売上高は前年同期比0.2%減で、ほぼ横ばいの604億6200万円となった。
一方、費用面では、販売費および一般管理費が1億9900万円減少したが、売上原価が前年同期に比べて12億4600万円増加。この結果、営業利益は前年同期比で32.1%の減益となった。特別利益として、放送機器の周波数移行関連の補助金収入、投資有価証券売却益もあったが、最終的に四半期純利益は15.4%減の17億0500万円となった。